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古い時計の機械を直したり、部品を探したり、新しい時計のデザインの参考になるものを見たりするうちに、いろんな時計が集まってきました。
英国の骨董屋さんから手に入れた。パンジーの花柄の陶器の時計です。たぶん1940年ごろヨーロッパ某国のものと思われますが、はっきりしたことはわかりません。高さ17cmくらいです。
ぜんまいが切れているのとツマミがないので、今は動きません。
ぜひ直してやろうと思ってます。

その後:
分解して調べてみたら、大変な仕事をしなければならないことがわかりました。それはひげぜんまいがグシャグシャになってること、それから歯車が一枚曲がって、歯が2つつぶれていることです。ここまできたら何が何でも根性でなおすしかないですねえ、、。
これも第二次大戦まえのヨーロッパの某国物と思われます。ゼンマイ巻きの目覚まし時計でオルゴールが鳴ります。曲は「ラヴィアンロゼ」。元気に動いています。
第二次世界大戦前のものと思います。東洋時計製の8日巻き置時計です。時報や目覚ましはありません。アンチモニーのような重い金属のケースでアールデコ風のレリーフがあります。
分解掃除をして元気に動くようになりました。もともと足は大理石でできていましたが、割れていましたのでマホガニー材で代わりを作ってあげました。
SEIKO メロディアの兄弟時計です。目覚まし時計になっていて、時刻になるとオルゴールが鳴ります。オルゴールの曲も時代を感じさせる「希望という名のあなたをさがして〜」などが流れます。昭和60年ごろ。
ブラケット型の時計をまねて作られたものと思います。ステンドグラスのような文字盤の絵柄が気にっています。
どちらも元気に動いています。
  売れちゃいました

こちらもイギリスのホームページで見つけたアンティーク。ウォーターベリーという会社で作られていて、1890年代のもの。こちらは機械を洗浄して油を差すだけで元気に動き出しました。

古い時計についてのご質問いろいろ

Q: 古い柱時計を手に入れましたが手入れはどうしたらよいですか?
A:: 普段は箱の外側のほこりを払う程度でいいです。
   油気や湿気、タバコの煙などのおおいところでは、年に数回程度、中性洗剤などを含ませた水で固く絞った布で軽く拭いてやります。ただし、水濡れし過ぎないように、濡れたらすぐにふき取って木部に浸み込まないように注意しましょう。
   昭和40年以降の新しい時計ではウレタンなどの樹脂塗装やプリント合板で作られているものが多いですが、これらの場合は電気店などにおいてあるOAクリーナなどで拭くのでもいいでしょう。
   注油は機械を分解しないとできないのと、専用の油が何種類か必要になってきますから、専門店に依頼したほうがいいと思います。ホームセンターなどで市販されている油類は時計には向きません。

Q:: 時報が鳴るのが5分くらい早い(遅いのですが)
A: 
(1)分針の針の取り付け部分が緩んできてずれている場合
分針は、分針の軸にはめられていて、ねじまたは細い針金のピンで押さえられています。分針の穴にガタつきがあると、ねじまたはピンが緩んだときに数分進んだり遅れたりずれたところに針が行ってしまうことがあります。このときは、針の取り付けをゆるめて、時報が鳴るときにちょうど12を指すように、針のほうをあわせて、締めなおしてやります。

(2)分針の軸に取り付けられている鳴り止めのストッパーがずれている場合
時報をちょうど12の位置で鳴らすように分針の軸にカムがついていて、時報のハンマーを開放するようになっています。これが磨り減っていたり、カムによって動くレバーが曲がっていたりすると、時報の位置がずれます。この場合は機械を分解して調整しなければなりません。

Q: ゼンマイを巻いても巻いても巻き上がりません
A: ゼンマイが切れているか、ゼンマイを引っ掛けている軸の爪が外れています。ゼンマイは切れている場所によっては繋ぐこともできます。また替わりのゼンマイに交換することもできます。爪が外れている場合には、ゼンマイを軸からはずして、お互いを引っかかりやすい形状に加工しなおします。


Q: 文字盤の文字がペンキで書かれているようですがぼろぼろ剥がれてきます

A:: 古い時計の雰囲気を残すように剥がれてしまったところはそのままにしておき、それ以上剥れが進まないように、つや消しのスプレーニスなどで固定することもできます。ただし、スプレーニスに含まれる溶剤によって下の文字まで溶けてしまうこともありますので、大変注意を要します。
   剥れてほとんど読めなくなってしまった文字盤は仕方がないので、一旦全部はがして紙製の文字盤などを貼り付けます。最近はコンピュータで古い文字盤の意匠をまねて作ることが可能になりましたので、古いものと見分けがつかない程度に修復することもできます。

Q: 箱がばらばらになっていて、木の部品が全部あるかどうかわかりません。
A: 元の形が推定できれば、不足する木の部品を作って箱を修復することができます。昔は箱を接着するのにニカワを使用していました。新しい木工品を作るときは最新の接着剤を使いますが、古い時計の修復をするにはやはりニカワをつかい、全体の強度のバランスを保つようにします。また、ニカワはお湯に浸すとやわらかくなり一旦接着したところを剥がすことができますが、このことは時計を何度でもばらして補修して使っていけることを示唆しているように思います。楽器みたいですね。

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